10月3日(火) 海津市立東江小学校 にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。
授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
タイトル: 長良川沿いのゴミを0にするロボット(ゴミパックン)
私たちは,「見える化」のテックカードを使って,「河川美化活動でなかなかゴミがなくならない」という困り事を解決しようと思いました。ゴミパックンはカメラでゴミの場所を発見したら,ローラーで移動して長い手を使ってゴミを自動で回収します。
講師との対話
発表ありがとうございました。一つ質問をさせてください。長良川にゴミが落ちていると,みなさんにとってはどこに困り感があるのですか?
東江小学校では,「河川美化活動」があります。全校でゴミを集めるのですが,ゴミがなくならなくて困っています。
なるほど,美化活動が大変ということですね。
楽しいけど,大変です。
困っていることをテクノロジーで解決すると,モチベーションになります。そういう意味で,みなさんの着眼点はとてもいいと思いました。そして,ゴミを回収するロボットなので,自動化のテックカードも入ってくるだろうとも思いました。
ちなみにテックカードは関係ないのですが,地域のゴミ拾いをしていて私たちの会社でも美化活動をしています。(写真3)みなさんの考えたゴミ拾いロボットは,とても汎用性があると思いました。
子どもたちからの質問
日本でAIはどれくらい使われていますか?
どれくらいというと,はっきりとは答えられないのですが,AIを使いながら仕事をするようになりそうだなという段階になります。今は,「こんなことできそう」「これができたらいいな」という状態ですが,これからは仕事で使っていきそうだなと思っています。ちなみに学校では,AI使われていますか?
AIというわけではないですが,電子黒板とか全員がタブレットを使って授業をしています。
なるほど,面白いですね。私が子どものときは,全て教科書やノートで勉強していたので,今,電子黒板があるだけでもすごい進歩だなと思ったりします。もしかしたらAIによって家庭教師みたいに,「ここ間違っているよ」「ここはこうだよ」と教えられる時代がもしかしたらそろそろきたりするかもしれないですね。
そういえば,キュビナというAIで学習するアプリを使っています。
もう実際に活用されているのですね。これから,「〜さんはここが苦手ですよ」ということがわかる時代になってくるかもしれませんね。
授業最後の講師からのコメント
今日はありがとうございました。色々なアイデアが出てきましたが,みなさんがよく考えてくれていたことが分かって楽しかったです。
アイデアを形にしていくというのは,仕事でも変わらない部分が多いと思います。さっきのロボットなんかは,皆さんが富士通に入社して一緒に開発できたらいいなと思っています。
今日はありがとうございました。
富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/