10月4日(水)長崎県大村市立萱瀬小学校の皆さんに、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のロボットトイ「toio™(トイオ)」を使って「新しいあそびをつくる」ミッションに挑戦していただきました。 子どもたちが考えた「新しいあそび」のアイデアと、そのアイデアをtoio™の開発者である講師に発表する様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

あそびのタイトル:ベースボールサッカー

あそびのルール説明 
遊び方は、えんぴつを付けたtoio™を操作して、ゴールに向けてビー玉を打ちます。3回打ったら交代して、ゴールしたときに入るポイントが多い人が勝ちです。アウトに入ったらポイントは入りません。

あそびかたのコツ
あそびかたのコツは、狙ったゴールにビー玉が入るよう、toioの角度や向きを変えてみることです。

用意するもの
・ビー玉
・えんぴつ(キャップ付き)
・ゴールの紙

発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師

みなさんがこの遊びで一番面白いと思うポイントはどこですか?

児童

どのゴールの中にビー玉が入るかわからないところが面白いと思います。

講師

いいですね。やはり遊びというのは毎回予想がつかない、ハラハラドキドキするというところが面白いポイントですよね。もう1つ質問ですが、この遊びを作るときに一番大変だったところはどこですか?

児童

toio™の置く位置や角度です。

講師

なるほど。それはどのように工夫したのですか?

児童

実際にビー玉を打ちながら調節しました。

講師

なるほど、いいですね。この遊びは自分たちのチームだけでなく、他の人たちにも試してもらったのですか?

児童

まだ試してもらってないですが、自分たちはたくさん遊びました。

講師

アイデアがとても良いので、自分たちが面白いと思ったら他の人にも遊んでもらって、アドバイスや感想をもらうとより良かったかもしれませんね。今後、もし機会があったらぜひお互いの「新しいあそび」を楽しんでみてください。ベースボールサッカーという名前もとても分かりやすくて、名前を聞いただけでやってみたくなりました。また、ゴールがいくつもあってそれぞれポイントが違っていたり、アウトの箱が大きかったりと、遊びに欠かせないハラハラドキドキする要素がきちんと入っていて、とても良かったと思います。楽しい発表をありがとうございました。

toio™開発者からのメッセージ

今日はみなさんの楽しい作品を見せていただいてありがとうございました。ロボットを触ったりゲームを作ったりするのが初めてだった人も多かったと思いますが、初めてのことでもみんなでやると楽しいですよね。また、普段使っているゲームやロボットがどうやって作られたり、動いたりしているのかを考えるきっかけにしていただけたと思います。やってみると意外と難しくなかったのではないでしょうか。今日みなさんがやったことは、中学や高校でも、さらに大人たちもやっています。皆さんはこれから、将来どんな仕事をしようか悩むかもしれませんが、今回やったことの中に楽しいことがあれば、それが仕事につながっていくかもしれません。私も小学生のころに好きだったことが現在の仕事になっていますので、今は楽しいなとか面白いなと思えることをたくさん体験してもらうのが良いと思います。 皆さんはもう立派な「あそびクリエイター」です。今回の経験を役立てて、今後もロボットやAIと仲良くなって上手に使いこなしていただけると嬉しいです。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

SIEの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/sie/

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