12月5日(火) 大分県佐伯市直川小学校 にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

子ども達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

省エネに取り組む家電: ファンヒーター・こたつ

アイデアの説明
使わない時は消したりコンセントを抜いたり、布団に入って温まるという方法があると思います。またこたつは消費電力が大きいのでなるべくファンヒーターを使い、設定温度を低くします。実際にやってみると、ファンヒーターを使わなくても布団や靴下を使って温まったり、こたつの電気を入れなくてもこたつ布団だけで温まることができるとわかりました。

発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師

どうしてこたつとファンヒーターを調べようと思ったのですか?

児童

最近寒くなって使う機会が多くなったからです。

講師

そうですよね、最近冷えてきましたよね。確かに、布団や靴下、ひざ掛けなどを使うことによって、電気を使わずに温まることができるのが環境にやさしくていいかなと思います。今回ワークシートに書いてくださったファンヒーターは消費電力の少ない小さいものだと思いますが、大きいものになるとこたつよりも消費電力が大きいこともあるので注意してみてください。ただ一番大切なのは皆さんの健康なので、健康に気をつけることも忘れずに省エネに取り組んでいってほしいと思います。発表ありがとうございました。

子どもたちからの質問

児童

サーバーを冷やしている液体は何ですか?

講師

水だと電気がショートして機械が壊れてしまうので、油やフッ素などを混ぜ合わせた電気を通しにくい特殊な液体を使用しています。通常パソコンはファンで風を当てて冷やしているのですが、液体を使う方法だと電力を40%ほど削減することができます。

児童

省エネをしやすいものは何ですか?

講師

電力を消費しやすいものの方がちょっとの工夫で省エネになりやすいです。例えばエアコンですが、2部屋で使っていたものを1つに減らしたり、エアコンの設定温度を1度変えたりするだけで省エネになります。

児童

仕事は大変ですか?

講師

私の仕事はコンピューターに関する仕事なので、どんどん発展していきます。ですので、どんどん新しいことに挑戦したり勉強したりする必要があるので大変ではありますが、それを乗り越えて仕事を完成させたときの達成感や充実感を味わえたときにはすごく楽しいなと感じています。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師

今日は各班素晴らしい省エネのアイデアを考えて実施してくれたなと思います。省エネの取り組みを今回の授業だけで終わりにせず、今日の授業をきっかけにして継続して実践していってほしいと思います。自分が今回考えたアイデアや他の人のアイデアで自分ができそうだなと思ったものを少しずつでいいので実践して、自分にできることを増やしていってください。省エネは1回だけだと微々たるものですが、家族で話し合うなどしてたくさんの人が行うと大きな結果につながります。ただこれから寒くなってくるので健康に気をつけたうえで、無理なく続けられるアイデアを考えて取り組んでいっていただけるといいなと思います。今日はありがとうございました。


富士通株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsu/

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