12月5日(火)滋賀県東近江市立蒲生東小学校にて、キッコーマン株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業『しょうゆ塾 「自分たちの郷土料理を考えよう」』を実施しました。

キッコーマンのしょうゆ博士からしょうゆの作り方や郷土料理について学び、自分たちの考えた新しい郷土料理を企業の講師に向けて発表しました。子供たちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

郷土料理名 
セタシジミうどん

料理の説明
セタシジミを使ったしじみ汁を応用して、うどんにしました。セタシジミは琵琶湖だけに生息していて殻が厚く身にコクが有り、しぐれ煮、みそ汁、しじみ飯等にします。ネギや玉子や油揚げ、それから琵琶湖の形をしたかまぼこを入れました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師

琵琶湖特産のセタシジミを使ってくれました。他の材料は地元で作っていますか?

児童

ネギを作っています。

講師

なるべく地元の食材を使えると良いですね。玉子も有るでしょうし、滋賀では小麦や大豆も作っているようなので、うどんや油揚げも地元のものを探してみてください。 みなさんは家庭科で黄・赤・緑の食材について習ったかな?

児童

はい

講師

黄色はうどん、赤はシジミ・玉子・かまぼこ・油揚げですね。緑はネギが入っていますが、もう少し野菜があるとバランスが良くなると思います。たとえば、近江ではカブが取れるようなので使ってみたらどうでしょう?ぜひ実際に作ってみてくださいね。

子どもたちからの質問・感想

児童

仕事で好きなことは何ですか?

講師

小学校の皆さんに向けていろいろなところで授業をしていますが、いろいろな反応があって楽しくやらせてもらっています。

児童

醤油は何種類ありますか?

講師

しょうゆは濃口、淡口、溜り、再仕込み、白の5種類に分類されます。キッコーマンでは約100種類のしょうゆを作っていますので、ぜひお店で探してみてください。

質問タイムの様子

講師からのメッセージ

講師

地元の食材を利用して郷土料理を食べることでSDGsの課題の解決につながります。これからも工夫して食事をおいしく楽しんでください。

今日はいろいろおいしそうなアイデアを発表してくれてありがとうございました。


キッコーマン株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。

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