12月11日(月) 訓子府町立居武士小学校 にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。
子ども達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
タイトル:きがるに交流できるくうかんをつくりたい
私たちの学校は、人数が少ないのでやりたいことが制限されてしまいます。なので、隣の大きな学校と簡単に交流するために、テックカードは「見える化」と「つながる化」を使いました。解決方法は、交流ができるアプリを作り、アバターづくり、チャットきのう、通話、リモートなどができるようにします。使える時間を決め、先生がチャットの内容を確認できるようにします。
講師のコメント
素敵な発表をありがとうございます。絵があるので具体的にイメージできてとても分かりやすかったです。「見える化」と「つながる化」などいろんな機能が付いていましたが、どの部分に使いましたか?
「見える化」はリモートで、チャットや通話など全体が「つながる化」です。
なるほど、顔が見えることが「見える化」、話ができることが「つながる化」になっているのですね。時間が決められていたり先生がチャットを確認できたり、しっかりとルールが決められているところもいいですね。ルールが決められているとみんなが参加したいと思えますよね。とても素敵なアイデアだったと思います。ありがとうございました。
子どもたちからの質問
1つのテクノロジーを作るのにどれくらいの時間がかかりますか?
目に見える技術と見えない技術がありますが、富士通は主にパソコンのシステムなどの見えないものを作っています。そのようなテクノロジーを作るのにかかる時間は、作るテクノロジーの規模によります。どんなものを作るか考えたり、テストをしたりして、数か月でできるものもあれば数年かかる場合もあります。
空飛ぶ車は作れますか?
今実証実験をしているものに、ドローンを使ったものがあります。ですが、皆さんがイメージするような車に羽が生えていて飛ぶことができるようなものを作るのには時間がかかるのではないかと思います。人が乗らない状態で実証実験ができるのが2020年代と言われているので、みんなが大人になるころには、どんな形かはわかりませんが実現しているかもしれませんね。
みんな自由に隣の大きな学校の子たちと話したいと思っているのですが、すぐに実現できそうなものはありますか?
会社の中ではチャットを使って意見交換しているので、通話したいときにすぐできたりします。また、「oVice」というデジタル空間を使って離れた場所にいる人と同じ研修を受けることもあります。デジタル空間に両校の子どもたちのアバターを入れると、アバター同士を近づけたときにお話ができたりします。やっぱり実際に、学校を行き来するというのは難しいので、こういった技術を使ってつながってみるといいかもしれないですね。
授業最後の講師からのコメント
今日は皆さん素敵なアイデアを聞かせていただいてありがとうございました。私は子どものころ、テレビや電話を動かせたり持ち運べたりするといいなと思っていましたが、時がたって社会人になったころにはそれらが実現されていました。ですので、みなさんが今こうなるといいなと思っていることも大人になるころには実現されているかもしれません。何かを実現するためには、こうなるといいなという思いを持ち続けることが大切です。ですので、皆さんには今回考えたアイデアを忘れずにいてほしいなと思います。
富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/