11月20日(木) 津幡町立刈安小学校にて、株式会社LIXILとインターネットで繋がる遠隔授業「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」を実施しました。   子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

トラブル:階段のすきまに登って落ちる

どんな人向け: 階段で遊ぶ人。低学年や中学年

製品アイデアの説明
けがをしないための1つ目のアイデアは板を置くことです。そうすると坂になり登りにくくなります。ただ、どう板を置けばいいかわからないのでアイデアがあれば教えてください。2つ目に、みんなが描いた絵を手すりに貼ります。もし登ったらみんなの大切な絵が破れてしまいます。刈安小学校にはみんなの絵を破る人はいないので登る人はいなくなると思います。

発表用ワークシート
発表の様子

講師からのコメント

講師1

先生から、どれにしようかなと色々考えて選んでくれたと聞きました。確かに柵の外側を上がっていくとかやりそうだよね。すごく危険なところに目をつけてくれたなと思います。足を踏むところかな、そこを板にして登りにくくする、絵を貼るというアイデアはすごくその通りだと思いました。多分板の貼り方はいろいろあると思います。板を長くして上から下まで貼ったり、三角形を作ったりしたら実現可能かなと思います。2つ目のアイデアは、絵をどう貼るかだと思うんだけど、板に絵を貼って、板を柵の外側から貼る、そうすれば柵を握れなくなるので、登る人がいなくなると思いました。もし今回のアイデアでやれそうなことがあったら、卒業までにぜひチャレンジしてみてほしいなと思いました。大きな声で堂々と発表してくれたのがすごく頼もしかったです。せっかく考えたアイデアなので、低学年の子たちのためにもぜひやってみてほしいと思います。

講師2

発表する態度や声によって、アイデアが伝わるかに影響します。今日の発表はすごく良かったと思います。階段のところを見つけてきたという話が印象的でしたが、もっと危険なところがあったりするのかな、大人の目で見ると違うように見えるかもしれませんが、自分が見て、見つけたということ、そういう観察する力だったり、これは問題だ危険だと想像する力、その2つがあってようやく気づけるものだと思います。どうやったらそれができると思いますかという質問については、三角形のアイデアはとてもいいと思いました。それと、この行為をするスタートはどこかな?階段の上からか、下からか、どこから行きますか?

児童

一番下から登っていて、上がっていきます。

講師2

そうだよね。この対策も登る場所に注目して、板だったらすべてにやる必要があるかもしれませんが、下から何段かを対策するだけでも防げるのではないかと思いました。どんどんこうやってやれる可能性が考えられるので、見つけたところがとてもいいアイデアだったなと思います。

子どもたちからの質問

児童

リクシルで働く楽しみを教えてください

講師1

私は従業員の人たちに向けて、人事というところで制度を作ったりしていますが、一番大事なことは、楽しく安心して一生懸命働ける環境を作ってあげることです。そういった人たちから「この制度良かったよ」とか人に感謝された時が嬉しいですし、やってよかったなと思います。どんな仕事でも、大変だけど人に感謝されるときにやりがいを感じられると思います。

講師2

私は海外で販売の仕事をしていましたが、海外の窓は閉めたのに隙間が空いて、風が吹き込んでほこりやゴミが入ってきます。日本と違って品質が良くないので、ゴミも音も入ってきます。そういうところに、日本の品質の良いものを届けます。お客様から「ああ助かった」「よかった」と言われる、そういったことが良かったなと思いました。

講師1

やっぱり感謝されるのが嬉しいですね。

児童

これまでにリクシルでどれだけの製品を作ってきましたか?

講師1

数でいうと数えきれないくらい作っています。ほとんど家にまつわる物全部を扱っています。窓も、屋根も、太陽光パネルも、扱っていないものはほぼないですね。窓だけでも、内倒しだったり、上げ下げ窓だったりいろいろなタイプがあります。

講師2

10年前ですが、タイでは一カ月で40万の窓を作っていました。

質問タイムの様子

授業最後の講師のコメント

講師2

今回2人で学校の危険な場所を探しながら解決策まで考えてきましたね。創造性や想像力があったから、最終的に素晴らしい発表につながったと思います。これはとても良い経験なので、これから「こうしたらもっと良くなるのにな」というものがあったら、ぜひその考えを形にしてください。その行動が、人を集めます。成功するとか失敗するとか関係なく、自分で行動できる、考えられる、発言できる、そんな人になってください。

講師1

学校の中の色々な危険な場所を見つけてくれましたね。そういった目は、おうちの中もそうだし、自然災害で地震が起きたらどうだろうとか、色々なところにリスクがあるので、そういったところに目を光らせて、「こうしたら安全だよね」という目を持ってほしいと思います。もう1つは、すごく立派な発表で良かったですが、これから中学校に行くと、これまで2人だったのかな、今度は中学に行くともっとたくさんの友達が出てくると思います。そういったところに行っても、今日のような自身の持ったふるまいを持っていれば、良い友達をたくさん作れると思います。ぜひ今日のことを自信にしてもらって、自分を発信できるようになってもらえればいいなと思います。


株式会社LIXILの授業 「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/lixil/

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