9月30日(水)に静岡県袋井市立笠原小学校と、株式会社デサントと課題解決型授業「新しいスポーツウェアを考えよう」を遠隔授業で実施いたしました。
今回の授業レポートでは、子どもたちが発表した内容を中心にお伝えします。
デザインに不満を感じて、季節に合わせたデザインで、ズボンに入れなくてもいい服にしました。冬は熱を吸収しやすいように黒にしました。また、転校しても使えるように校章を外せるようにしました。
<講師> 転校生に向けて校章を外すアイデアは考えたことがなかったので、このアプローチはすごくよかったです。冬のズボンは長くしたのは、どのくらいですか?
<子ども> ひざ下くらいです。
<講師> この丈も考え方がたくさんあって、膝とかぶると動きにくくなるけど、温かいなど難しい部分があって、よく考えています。選手から聞いた声だとくるぶしの上までの長ズボンだと冷える感じがするので、もっと長くしてほしいと声を聞いたことがあります。そのいった点を含めて服の長さを考えています。
<子ども> いつからその職業をやりたいと思ったのですか?
<講師> 大学3年生で、テニスの選手やお寿司屋さんやたくさんやりたいことがあったのですが、就職活動の中でこの職業をやりたいと思いました。
<子ども> この職業についてうれしかったこと良かったことはありますか?
<講師> スポーツメーカーという職業の中でもいろんな役割がありますが、国内外の方と商品を通じて関われることがすごくうれしいです。また、トライアスロンの金メダリストの選手とウェアだけでなく普段の交流もできたり、すごく貴重な経験ができているなと思います。
今日の皆さんのワークシートと発表を見て、たくさんのアイデアとそれを形にしてくれて、たくさん考えてくれたことが伝わりました。スポーツに興味がある人もたくさんいると思いますが、スポーツの仕事はいろんな仕事があるので、そういったことを考えながら過ごすといいかなと思います。夢がない子も全く問題ないので、どうなりたいかなと考えながら過ごしてみてください。