1月27日(金) 山口県柳井市立小田小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
小田小学校の6年生達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電: エアコン
消費電力が大きいエアコンについて二つのアイデアを考えました。
- エアコンを使う時間を減らし、代わりにファンヒーターを使う
- エアコンの設定温度を低くする
エアコンの使用時間を10時間から2時間に減らしてファンヒーターを4時間使うと、12280whの節電が出来ました。
講師のコメント
アイデアをいくつか考えてくれたこと、消費電力の大きいエアコンを選んだことが良いです。発表の声もはっきり聞こえました。
こうやって計算結果を見ると、すごく省エネの効果がありますね。これはテキストの数値を使った計算だと思いますが、機種によっても変わるので、実際におうちで試すときは取扱説明書を見て正確な数字を比べると良いですね。最新のエアコンでは省エネの機能も進化しているので結果も少し変わるかもしれません。
今回は寒い季節について考えてくれましたが、夏はどうしたら節電できるかな?
扇風機を使います。
なるほど。他にも窓を開けて風通しを良くするなど、工夫できますね。
子どもたちからの質問
富士通ではどの建物が一番電力を使いますか?
データセンターと言って、人はいないけれどコンピュータがずらっと並んでいる体育館より大きな施設があります。コンピュータは、稼働すると熱くなってしまうので、冷やすための電力をたくさん使います。ですから、節電のため寒い地方に施設を作ったり、冷やすための工夫をしたりしています。
富士通の会社は何社ありますか?
世界中に300社くらいあります。
授業最後の講師のコメント
いろいろなアイデアを考え、どのくらい節電できるかを計算して、わかりやすく発表してくれました。聞こえにくかった時にも、もう一度ハッキリ言い直してくれてとても良かったです。
今回の授業で、皆さんはアイデアを考えたり、話し合ったり、実際に試してみたりしてくれましたが、実際の仕事もこれと同じように進んでいくんですよ。
今日はどうもありがとうございました。
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