1月21日(金) 鹿児島県阿久根市立田代小学校にて、日本ハム株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「食品ロスを減らすワンアクションを考えよう」を実施しました。

全校児童数6名の子どもたちが考えた発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

取り組んだ課題:長持ちしない保存方法で保存して期限が切れる

  • 発表内容

自分たちが考えたワンアクションは、冷蔵庫内の確認、正しい保存方法を調べる、何を買うのか確認、の三つです。
良かった点は食品がいつもより長持ちしてお母さんが喜んでくれたことです。改善点はインターネットで調べると情報が多くてどれが良いかわからなかったことです。

発表用のワークシート
発表中の様子

講師からのコメント

講師1

すごくよく調べてくれて感心しました。どんな風に保存したのですか?

児童

キャベツの芯に楊枝を刺しました。

講師1

効果はありましたか?

児童

確認する前に食べ終わってしまいました。

講師1

新鮮なうちに食べきれたんですね。食品ごとに保存のコツが有る、ということに気づけたのがポイントです。実践したのが素晴らしいですね。インターネットだけでなく、身の回りで上手に保存している人がいたら直接聞いてみるのも良いと思います。

講師2

食品が傷むのはカビや菌が原因です。なるべく清潔にすることが大切です。例えば、大皿から分ける時には取り箸やトングなどを使ったり、保存するときは酸素に触れないようにラップや蓋で覆ったりしてください。

日本ハムのウインナーの袋は膨らんでいますが、中に入っているのは空気ではなく窒素ガスです。酸素に触れないようにすることで賞味期限が長くなっています。

子ども達からの質問

児童

どんな新商品を作っていますか?

講師

シャウエッセンの「ホットチリ」と「とろける4種チーズ」という新商品を作りました。

また、使用するプラスチックを減らすためにシャウエッセンの袋を変更します。これまでの巾着型から長方形にすることで約3割の削減が可能です。

児童

おすすめの商品と食べ方を教えてください。

講師

みんな料理はするかな?私のおすすめの商品は、野菜を一つ加えるだけで本格的な料理ができる「中華名菜」です。簡単においしくできるのでぜひお店で探してみて下さいね。

質問タイムの様子

日本ハム株式会社 講師からのコメント

「食品ロス」については、日本だけではなく世界中で問題となっています。食べるものを捨てるのはもったいないというだけでなく、廃棄した食べものを燃やすためにも燃料を使い環境にも悪い影響を与えてしまいます。

ハムやソーセージを作るには、動物のお肉が必要です。動物の大切な生命をいただいて、商品を作っているからこそ、私たち日本ハムでは「いのちの恵みを大切にする」ということを心がけています。

みなさんにも、今回考えたワンアクションを続けてもらい、食品ロスの削減に取り組んでいただきたいと思います。

みなさん、本日はありがとうございました。



日本ハム株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。

おすすめの記事