11月12日(金)岐阜県揖斐川町立谷汲小学校にて、TOTO株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「あなたの地域に合わせたパブリックトイレを考えよう」を実施しました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
アイデアのタイトル:臭いにおいを消すには?
- アイデアの説明
公園のトイレなどでにおいが気になるのでそれを解決しようと思いました。においが気になる人は壁につけた容器のボタンを押すと良いにおいの液体が出ます。また、水が臭くならないように、便器のなかの丸い穴から良いにおいの粉が出るようにしました。窓や換気扇もたくさんつけます。
講師との対話
においが気になる人にターゲットを絞った点が良いですね。においの問題はパブリックトイレでは重要です。なぜ換気扇や窓を付けましたか?
においがこもらないようにしたかったからです。
そうですね。嫌なにおいを防ぐには空気を入れ替えるのが一番効果的だと言われています。実際に作るときには、冬に風が吹き込みすぎないように窓の大きさや換気扇の数・風量を調節しています。良いにおいでも人によって好き嫌いがありますから、使いたい人だけボタンを押すという方法は良い仕組みですね。
子どもたちからの質問
なぜ作るのに2000回も実験をするのですか?
便器のうわぐすりは汚れを付きにくくしたりするために何層にもなっています。焼いたときに混ざってしまわないように、配合を変えて何回も試しました。
最新の機能にはどんなものが有りますか?
掃除が楽になるような機能や、これまでの1/3の水で流せるような節水機能などです。
授業最後の子ども達の感想
今日は発表を聞かせてくれてどうもありがとうございました。TOTOでは、「ラクにつかえる」「操作しやすい」「ここちよい」「えらべる」「安全で安心」の5原則で、使う人のことを考えたもの作りをしています。この授業をきっかけに、街に出たときなどに公共のトイレを気にかけて観察してみてくれたら嬉しいです。
TOTOの授業の詳細は こちら をご覧ください。