9月8日(木)出雲市立上津小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
5,6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電:冷蔵庫
- アイデアの説明
私たちが冷蔵庫に着目したのは、冷蔵庫は毎日使っていて、もし省エネしたら節約につながると思ったからです。冷蔵庫の扉に紙を貼っておいて、冷蔵庫の中に入っているものの位置がわかるようにすると良いと思いました。冷蔵庫を開ける前にどこに何が入っているか確認しておくことで、冷蔵庫の扉が開いている時間を減らすことができると考えました。
やってみた結果は、一回開けるのに約3秒短くすることができました。とてもいいと思ったけど、毎日するのは難しいと思いました。
講師のコメント
発表やってみてどうでしたか?
恥ずかしかったです。
私から見ると恥ずかしそうに見えなかったよ。堂々としていて、よかったと思います。冷蔵庫は毎日使う電化製品ですよね。そこに目を向けられたのは素晴らしいと思いました。そして、「冷蔵庫に入っているものを書き出す」というアイデアもとても素晴らしかったです。3秒という短い時間ですが、小さなことが積み重なって大きい省エネになります。
さて、みなさん、実際やってみてどうでしたか?やっぱり大変でしたか?
大変でした。
そうですよね。ここで私からちょっとした提案です。紙に書くのは面倒ですよね。書き直さなきゃいけないし。じゃあ、例えば画用紙に絵を描いて、磁石を貼るというのはどうでしょう。ほうれん草を買ったらドアにほうれん草の磁石をつける、みたいにするのはどうでしょうか。このアイデア、使ってくれるかな?
うん。やってみたい。
そうですよね。ここで私からちょっとした提案です。紙に帰ったら食材の絵を描いた磁石を作ってみてください。
子ども達からの質問
仕事をしていて辛かったことは何ですか。
いっぱいありますが、やっぱり仕事は楽しいことだけではなくて、辛いこともあります。
でも、1人で働いているわけではないので、困ったことや大変なことはみんなで助け合って解決しています。
どんな人が採用されますか。
富士通は一つの仕事をしているわけではありません。営業する人、プログラムを作るSEさんなどたくさんの人がいます。みなさんも自分に合った仕事を見つけてみてください。
今はどんな家電を製作していますか。
みなさん、図書館行ったことはありますか。図書館の貸し出しカード、ありますよね。そのカードから得られるみなさんの情報を活用して、図書館をよりよく利用できるためにデータを集める仕事をしています。
授業最後の講師からのコメント
今日みなさんどうでしたか。楽しかった人?
ありがとうございます。楽しくできたのはとても良かったです。
みなさんは省エネのことについて考えてみましたが、楽しかったですか?
楽しく省エネを考えることはとても素晴らしいことです。授業のためにやるのではなくて、これからも家族のため、みんなのために続けてほしいなと思います。
そして、みなさんは今SDGsについて学んでいますよね。みなさんが今日取り組んだ省エネもSDGsの項目に入っています。ぜひこれからもSDGsを意識して省エネをしてほしいなと思います。
今日はありがとうございました!
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