9月2日(金)鹿児島県西之表市立現和小学校にて、キッコーマン株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業『しょうゆ塾 「自分たちの郷土料理を考えよう」』を実施しました。
現和小学校の元気いっぱいな5・6年生19名が、キッコーマンのしょうゆ博士からしょうゆの作り方や郷土料理について学び、自分たちの考えたアイデアを,企業の講師に向けて発表しました。子供たちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

アイデア①

郷土料理名 安納芋のカリカリみたらし

今までで一番美味しく食べた時は、家族みんなそろってご飯を食べた時です。

工夫したこと

地元の種子島で採れた安納芋や、黒砂糖を使いました。工夫したことは、安納芋をすりつぶして丸め、きつね色の焦げ目がつくまで焼き、種子島で作られた黒砂糖と醤油で作ったみたらしをからめました。

アイデア

郷土料理名 カンパチの子の煮付け

今までで一番美味しく食べた時は、家族みんなそろってご飯を食べた時です。

工夫したこと

魚に切り込みを入れて味を染み込みやすくしたことを工夫しました。自分で、近くの海で魚を釣ったことも工夫しました。

講師のコメント

講師

安納芋も黒砂糖も地元の食材をつかっていてとても素晴らしいと思います。ちなみに、お芋すりつぶすのにどれくらい時間がかかったのですか。

児童

1時間半くらいかかりました。

講師

お芋はかたいので、すりつぶすのは大変だったと思います。時間をかけて美味しくなるように工夫しているのですね。また地元の食材を使っておいしい料理を作ってみてください。

児童

ありがとうございました。

講師

おうちの人と一緒につくったのですか?

児童

はい、おうちの人と作りました。

講師

おうちの人と一緒に食べて、「おいしかった」って言ってもらえましたか?

児童

はい、「おいしい」と言ってもらえました。

講師

ぜひまた「おいしい」と言ってもらえるように、お家で料理を作ってみてください。

子ども達からの質問

児童

仕事は楽しいですか?

講師

みなさんの地元の料理を知ることができるので、とても楽しいです。

児童

あまり郷土料理や醤油を意識したことがなかったのですが、今日の授業で意識できるようになったので、これからもお手伝いをして美味しく食べていきたいと思います。

講師

料理をつくったり食べたりするときは、みんなで一緒にすると苦手なものが食べられるようになることもあります。毎日とは言いませんが、たまにはお家の人と一緒にご飯を作ってみると良いと思います。

児童

普段あまり食べない郷土料理をについて知れて、郷土料理はこんなにおいしいんだということを知れてよかったです。

講師

醤油を作るのにとても手間暇がかかっています。そんな醤油を使いながら、地元の食材も使って、知らなかった料理を作れるようになれば良いなと思います。

授業の様子

キッコーマン株式会社の講師からのメッセージ

みなさん今回は地元の食材を使って、いろいろなおいしいものを作ってもらったと思います。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」が大切になっています。

また発表の中で、分量工夫して作ったなんていう話がありましたが、人の数や食べる量を考えて、無駄なく料理を作ることもとても大切です。

今後もこういった料理を作ることを継続してやっていただきたいと思います。


キッコーマン株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。

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