2月24日(金)、石垣市立宮良小学校の皆さんに、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のロボットトイ「toio™(トイオ)」を使って「新しいあそびをつくる」ミッションに挑戦していただきました。
子どもたちが考えた「新しいあそび」のアイデアと、そのアイデアをtoio™の開発者である講師に発表する様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子どもたちの発表アイデア
あそびのタイトル:ドキドキアドベンチャー
あそびの説明
30秒以内にできるだけおはじきを多く集めた方が勝ちとなるゲームです。おはじきが自分のロボットに当たると、おはじきゲットとなります。
用意するもの
・toio™️キューブ ×2個
・おはじき(各色4つずつ)
・ハプニングシール ×6枚
・toio™キューブ専用トッププレート/とうめい
・プレイマット


講師との対話

実演が分かりやすかったので、とても良かったです。まずは質問ですが、小学校低学年以上にした理由は何ですか?

低学年はレースや闘いが好きかなと思い、低学年が好きそうなジャンルにしたからです。

低学年の子どもたちは実際にできそうですか?

まだやってもらってはいないのですが、やる機会があればやらせてあげたいです。

実際に遊んでほしい人に遊んでみてもらうことはとても大切です。実際にやってもらうことで操作が難しすぎたり、説明の漢字が読めなかったりと分かることがたくさんあります。そのため、たくさんの人に遊んでもらうと良いと思います。
また、説明も実演もバッチリでした。たくさんの人に遊んでもらうためには、遊び方の説明と「何が面白いのか」を伝えることが重要です。C班はその部分ができていたので、とてもすばらしいと思いました。発表ありがとうございました。
子どもたちからの質問
子どもたちの質問①
toio™を作って一番嬉しかったことは何ですか?
講師のコメント①
みんなが実際に触って楽しんでくれるところを見るのが一番嬉しいです。 最初、自分と友達と「こういうものを作ったら面白いかな」というイメージで作ったものだったので「みんなも面白いと思ってくれるかな?」と不安でした。でも今、そのイメージが現実になったことと、みんなが遊んでくれているところを見ることができているのがとても嬉しいです。
子どもたちの質問②
一番心に残っているロボットは何ですか?
講師のコメント②
toio™に一番思い入れがあります。ですが、toio™に至るまでに一生懸命作ったけど見られないまま、壊して捨てなくてはいけないロボットがあって、それらも心に残っています。
でもそれは失敗ではなくて、そういう経験がtoio™とか、今のロボット制作の糧になっていると思って頑張っています。

toio™開発者からのメッセージ
今日はありがとうございました。わかりやすく、説明も上手で、加えてあそびも楽しかったので驚きました。あそびをつくって試して、人に伝えて、自分も楽しむというのは他の仕事にも通じることだと思います。今日は「小さい仕事体験をした」と思って、これから自分の仕事を考える時に思い出してほしいと思います。
SIEの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/sie/