10月4日(水)北海道釧路市立興津小学校にて、TOTO株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「あなたの地域に合わせたパブリックトイレを考えよう!」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

アイデアの説明
赤ちゃんがいる人や障がいのある人が使うお店(飲食店)のトイレについて考えました。
・においが気になるので消臭剤をおく
・赤ちゃんのためにベビーチェアをおく
・見た目が良いように大理石を使う
・体が不自由な人のために手すりを付ける
・汚れていると使いたくなくなるので、掃除をしやすくする

発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師

「におい」に着目したところが良いです。パブリックトイレというのはいろいろな人が使うので、どうしてもにおいや汚れが気になります。トイレがきれいだと、またそのお店を使いたいと思いますよね。 どうして大理石を使うのですか?

児童

見た目がきれいだからです。

講師

なるほど、高級感も出ますね。

講師

においの原因は「菌の繁殖」です。TOTOでも「きれい」が長持ちする工夫をしています。便器を床から浮かせることで掃除がしやすくなりますし、お掃除ロボットも使えますね。また、菌の発生・繁殖を防ぐような床などもあるんですよ。

子どもたちの質問

児童

なぜみんなのことを思って作っているのですか?

講師

トイレはみんなが毎日使うものです。ですから誰もが使いやすいことが大事だと思って、毎日頑張っています。

児童

社員はどれくらいいますか?

講師

世界に36,000人くらいいます。日本だけに限ると、その半分くらいの人数が働いています。

児童

トイレを作るのにどれくらいかかりますか?

講師

一つの製品を作るのに、アイデアから始まって2~3年かけています。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師

最後にユニバーサルデザインについてお話しします。

TOTOでは「つくるって、人を思うこと。」をテーマに、使う人がどんな気持ち・どんな動作で使うかを常に考えてものを作っています。これは、どんな製品にも当てはまりますよね?みなさんも人のことを思ってものを作る仕事についてくれたら、と思います。

今日はありがとうございました。



TOTOの授業の詳細は こちら をご覧ください。

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