12月19日(火) 富山県富山市立水橋東部小学校にて、株式会社LIXILとインターネットで繋がる遠隔授業「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

トラブル
洗面所の水で滑って転ぶ

アイデアの説明 
このトラブルを選んだ理由は、洗面所で滑ったことがあるし、水がこぼれていると危ないと思ったからです。壁を作ったり、洗面所を2段にして水が流れるところを作ったりすることを考えましたが、石鹸をとりにくくなったり身を乗り出さないといけなくなったりすると思いました。いろいろ試した結果、雑巾から水が垂れて床が濡れることが分かったので、こぼれた水を吸収してくれて、汚れたらふき取ることができる珪藻土マットをひくことにしました。

発表用ワークシート
発表の様子

講師からのコメント

講師1

発表ありがとうございました。いいなと思ったのが、仮説を立て試してみて、実際は仮説とちがったな、違ったから対策はこうしよう、というように、実際の開発と同じアプローチをとってくれたところです。そんなプロと同じ方法できちんと床が濡れる原因が雑巾だと突き止めて、実際の対策として珪藻土を考えてくれたこともすごく良かったと思います。1つ質問ですが、珪藻土にした理由は何ですか?

児童

普通のマットだと濡れたままになって冷たいし汚れがとれないけど、珪藻土は乾いて汚れてもふき取ることができるからです。

講師1

 そうですよね、素晴らしいです。珪藻土は速乾性が高いのが特徴なので、こういうところに置くのにとても適したものを選んでくれていて非常に感心しました。

講師2

ワークシートを見たときに絵が多くてわかりやすくて、いろんな場面を想定して絵を描いてくれた点も分かりやすくてすごく良かったです。また、珪藻土マットを引くという対策は、理由が明確で、すぐにでもやりたい実現性の高いアイデアだと思いました。

子どもたちからの質問

児童

リクシルの中で一番自慢できる商品は何ですか?

講師1

私が一番好きな商品は、お風呂です。リクシルのお風呂は肩湯や打たせ湯ができるものもあり、いろんな機能があるので気に入っています。他のお風呂とちがってお湯が覚めにくいという点もいい点です。

講師2

エコカラットという家の中にはるタイルです。このタイルを張ることによっていろんなにおいや湿気を吸収してくれます。音も吸収してくれますし、部屋がとてもきれいに見えるので一番好きな商品です。

児童

仕事をしていて一番大変だったことは何ですか?

講師1

大変だったことは、新しい工場を作るために工場の責任者として赴任し、1年後に工場を運営できる状態にしなければならなかったことです。工場を運営するために地元の人を何百人も雇用して、その人たちの手で商品を作り上げるために教育をしたり、他の工場に研修を受けに行ってもらったりしました。本当に大変でしたが、1年後に無事に製品を生産することができるようになった時には、とても感動しましたし、やってよかったと感じました。

講師2

私の仕事は、外国のお客様に日本のいろいろな商品を買ってもらうことでした。リクシルにはドアからトイレやお風呂まで様々な商品があり、外国のお客様に買っていただくためにすべてについて勉強しなければならないことがとても大変でした。ですが、日本の製品は品質もいいし使いやすいねと言ってもらえた時には、製品についてしっかり勉強してよかったなと思いました。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師1

皆さんお疲れさまでした。思うように発表できた人も、なかなか難しくてうまくいかなかった人もいると思いますが、皆さん本当にしっかり発表をしてくれたので自信を持ってほしいです。仕事はお金をもらってするものなので、大変なことがたくさんあります。ですが、やったことによって必ず誰かが喜んでくれます。製品を設置した家の人が喜んでくれたり、私の仕事では従業員が喜んでくれたり、喜んでくれる人がいると大変だけどやってよかったと思えます。どんな仕事でもそうだと思うので、みなさんには今後いろんなものに興味をもって、大変だけど喜びを感じられることを見つけていってほしいと思います。

講師2

今回はみなさんに製品企画を勉強してもらいましたが、誰かを危険から守りたいという気持ちがすごく大事だというふうに感じました。気づかいや思いやりから生まれた仮説を、実際に観察して検証してみるということが製品企画開発のスタートだと思います。将来皆さんがつく仕事でも、私たちが実際にやっていることと同じようなことをするので、とてもいい学習になったのではないかと思います。


株式会社LIXILの授業 「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/lixil/

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