10月20日(金) 久米島町立久米島小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。 5・6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

省エネに取り組む家電: 掃除機

アイデアの説明
できるだけたくさんの洗濯物を入れることと、たまってから洗濯するようにしました。結果、洗濯する回数が減りました。

発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師

洗濯機にできるだけいっぱいいれるということでしたが、洗濯機には入る量が決まっていることを知っていましたか?

児童

知っています。

講師

ではその容量に合わせていれる量を決めましたか?それともその容量以上に入れましたか?

児童

容量を超えないように入れました。

講師

そうですね、決まっている容量を超えないように入れるといいと思います。洗濯物をためておくという工夫も紹介してくれましたが、やってみて困ったことはありますか?

児童

ためすぎると洗濯するのが遅れてしまって困りました。

講師

なるほど、洗濯するのを忘れたりして遅れると困りますよね。ためておくときに濡れているものを一緒にためると、洗った後に衣類ににおいが残ることもあるので気をつけましょう。また体操服などを、汚れが残っているまま洗濯機に入れると汚れを取るのに時間がかかることもあるので、あらかじめ洗っておくといいかもしれませんね。

子どもたちからの質問

児童

電力を減らすためにどんな研究をしていますか?

講師

富士通ではコンピューターを作っているんですが、学校で使うような小さなものからすごく大きなものまで作っています。大きいと大きな電力を消費しますし、機械を動かすときに出る熱を冷ますためにも電力を消費しています。熱を冷ますためには水やガスや電気などいろいろな方法がありますが、なるべく自然環境にやさしい方法でそういった電力を減らす工夫をしています。

児童

一番やりやすい省エネは何ですか?

講師

普段の生活を考えてみると、テレビを見たり、電気をつけたり、みなさんはいろいろなことで電力を使っていますよね。実はそういったものを使う時間を決めておくというのが節電になります。例えば、休みの日に夜更かしをして電気をつけっぱなしにしてしまうと電力を余計に消費してしまいますよね。なので、普段の生活リズムを決めておくのが節電につながるんですね。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

富士通の中にもいろんな仕事があって、果物や野菜を育てるという仕事をしている人もいます。その人たちは、どうすれば果物や野菜がもっとおいしくなるのかという研究を、機械を使って行っています。ですので富士通は、皆さんにも身近で「こんなことができたらいいな」と思うことがあると思いますが、そういった課題を、機械を使って解決しようしている会社です。私は沖縄の方と一緒にお仕事をさせていただく機会もあるので沖縄に行ったこともあります。皆さんが住んでいるところはすごくいいところだと思いますので、自然豊かな環境のなかでのびのびと頑張っていただきたいと思います。今日はありがとうございました。


富士通株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsu/

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