11月13日(金)岩手県遠野市綾織小学校とTOTO株式会社と遠隔授業プログラム「あなたの地域に合わせたパブリックトイレを考えよう」を実施しました。
授業の発表の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア1
アイデアのタイトル:たくさんの人へ向けて
- アイデアの説明
タブレットを使って、言語を変えたり、絵の表示を多くして外国人や子どもにもわかり易くします。トイレットペーパーのにおいや柔らかさを選べ、操作が苦手な人には自動で出て来ます。車イスを置くスペースを作ります。
講師からのコメント
成田空港には既にタブレット表示のトイレが有りますが、それとそっくりで、デザインもセンスも良いですね。ペーパーが自由に選べるとトイレに行くのが楽しみになりそうです。うまく選べない人にも自動で出て来る工夫が大切です。車イスを置く場所は、実際に使う立場で考えると良いと思います。
子ども達の発表アイデア2
アイデアのタイトル:AI健康うんこ
- アイデア説明
自分の健康を把握するために、便座の裏のカメラでうんちを撮影します。そのデータは自分のPCとかかりつけの病院に送られます。データをもとにAIで健康状態をチェックして、異常が有れば本人に伝えられます。
講師からのコメント
まず、タイトルがとても良いです。コロナ禍でリモート診療も増えてきているのでそこにも繋がりそうです。異常があった時に本人に連絡が来るのが大事だと思います。
AIはこれから世界のキーワードになります。このような新しい未来に向けてのワードに興味を持って、新聞やテレビで記事を探してみてください。
子ども達からの質問
TOTOで新しく作られているトイレはどんなものが有りますか?
水を電気分解して作る『除菌水』で流すトイレを作っています。除菌水は消毒液と違って流すときには普通の水になっています。コロナ禍の影響で、これからますます衛生的なものが求められていくと思います。
TOTO株式会社の講師からのメッセージ
今日はありがとうございました。TOTOのユニバーサルデザインの5原則は、①ラクにつかえる ②操作しやすい ③ここちよい ④えらべる ⑤安全で安心 です。
使う人のことを思うことがもの作りには大切だということをぜひ覚えておいてください。
TOTOの授業の詳細は こちら をご覧ください。