11月17日(金)高崎市立岩平小学校にて、キッコーマン株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業『しょうゆ塾 「自分たちの郷土料理を考えよう」』を実施しました。
岩平小学校の5・6年生が、キッコーマンのしょうゆ博士からしょうゆの作り方や郷土料理について学び、自分たちの考えた新しい郷土料理を企業の講師に向けて発表しました。子供たちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
郷土料理名
かて飯(群馬の料理モリモリ元気100倍炊き込みご飯)
特産品になった理由
にんじんは昭和30年代ごろから代表品種として多くの農家により生産されています。
こんにゃくは、群馬県には火山があり、火山灰が積もった水はけのよい土地で作られています。 しいたけは、古くから県内各地でさかんに栽培がおこなわれています。
工夫したこと
かて飯で使った材料をすべて私たちの住んでいる吉井町で作られたものを使ったことです。お米も私たちが作った物を使い、しいたけは学校でもとれるしいたけを使いました。
講師のコメント
発表ありがとうございました。かて飯を作ろうと思った理由はなんでしょうか。かて飯の名前の由来は調べましたか。
インターネットで調べて作ってみようと思いました。由来までは・・・調べてないです。
きちんとどんな料理があるのか調べてくれたんですね。由来については、農林水産省のホームページによると、群馬県の郷土料理っていうことで、カテはお米に加えられる食材のことを指しているようです。もともとお米が不足していた時代に色々な具材を補ったことに由来があるそうです。
発表のなかで、学校で取れた食材を使ったという話がありましたが、しいたけは生ですか、干したやつとどちらを使いましたか。
生しいたけです。
実は、生シイタケの生産量は群馬県は全国4位もしくは5位くらいで、全国的にみても生産量が多いんですね。このように地元でよくつくられている食材を使うのはとてもよいことです。
子どもたちからの質問・感想
今回のようなプロジェクトをやることがいい経験になりました。みんなで1から調べて、実際に調理して、みんなで取り組むということははじめてでとてもよい経験になりました。
みんなで取り組むということはとても大切なことだと思います。調べていくと、今日お話ししたこと以外にも歴史的なこととか面白いことがわかると思いますので大切にしてください。
調べて、作って、発表してというのはとてもよい経験になりました。料理などの手伝いもすることができました。ありがとうございました。
今回やってみたことはほかの勉強や生活にも生きると思うのでぜひがんばってみてください。お手伝いも大事ですのでやってみてくださいね。
講師からのメッセージ
皆さん,発表ありがとうございました。
みんな一生懸命に調べてくれて、考えてくれたことがわかる発表だったと思います。
また、自分の好きな料理をベースに郷土料理を考えることは大切だと思います。そうしないとなかなか料理や工夫も続かないと思います。また、地元の食材を使うことはSDGsにもつながりますし、大切にしていってほしいと思います。今日はありがとうございました。
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