9月24日(木)に新潟県糸魚川市立大野小学校(5年生9名6年生14名)と、TOTO株式会社と「あなたの地域に合わせたパブリックトイレ」のアイデアを考える、課題解決型授業を遠隔授業で実施いたしました。
今回の授業レポートでは、子どもたちが発表した内容を中心にお伝えします。
①どんな場所のどんな人向け : 田畑で働く人向け
②どんな困りごと : -
③タイトル : ラクラク!農業トイレ
このアイデアの工夫したところは、
・出入口で土を落とせる
・休憩室で熱中症対策
・精米機を備える という点です。
みなさんの身近な人への配慮が感じられ、普段感じていることから考えている点がいいところだと思います。排泄だけでなく体を健康に保つ工夫が良いですね。公園でも使えそうなアイデアなので、とても参考になりました。
①どんな場所のどんな人向け : 美山公園に来る子ども連れの家族
②どんな困りごと : 子どもがいてトイレができない
③タイトル : 子ども大人にも優しい便利なトイレ
このアイデアの工夫したところは、
・落ち着く香りがする
・子供を乗せる椅子にハンドル(飽きないように)をつける
・わかり易い表示(外国の人にも分かるように) という点です。
子供と大人の両方に配慮をしている点が良いですね。匂いに注目した点も良いと思います。
ハンドルを付けるというのは良いアイデアですね。自分だけでなく相手の立場に立って考えることもアイデアを考える上で大切な視点ですね。
①どんな場所のどんな人向け : 誰でもOK
②どんな困りごと : 遠いところへいくと、インターなどに寄らないとトイレに行けない
③タイトル : 移動式トイレ
このアイデアは、バスのような形をしていて電話で呼べるというアイデアです。
工夫した点は、
・ジオパーク内を循環している
・トイレが二つある
・表示がマーク(外国人でもわかる) という点です。
災害時にも必要とされていて、とてもタイムリーなアイデアだと思います。実現が難しかったのですが、最近アメリカで発表されたアイデアです。アプリを使って、このトイレを呼ぶこともできるアプリも開発されています。
子どもたちからの質問
今回出したアイデアが実現できたりしますか?
講師のコメント
「お客様に喜んでもらえる」と社内で認められたら実現されるかもしれないです。ただ何万ものアイデアを考えても、検証を重ね何年もかけて実現することになります。たかがトイレと思うかもしれませんが、いろいろなことを考えて作られています。
TOTOの授業の詳細は こちら をご覧ください。