12月13日(水) 福井市立殿下小中学校 にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。 子ども達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
タイトル:多目的ドローン
私たちは,地域の人たちが野生動物に野菜とられたり,襲われたり,雪で道が通れないことに困っていることに注目しました。具体的には,冬はドローンを使って雪が積もっている道路に暖かい光を当てて雪を溶かします。それ以外の季節には,野生動物の居場所を検知し,住民や猟友会の人に知らせます。また,野生動物の行方を追い,人里におりないよう,光や音を出します。
講師のコメント
タイトルのネーミングが素敵ですね。季節ごとに困りごとが変わっていくところに着目したのも素晴らしいと思いました。野生動物や雪の問題は色々な場所で困っていると思うので,もし解決できたら色々な地域で使えると思いました。ちなみに,冬の季節に「つながる化」のテックカードを使ってもう一つアイデア出すことはできますか?
「この場所は雪崩が起きやすい」ということをネットで地域に共有するといいと思います。
とてもいいアイデアですね。テックカードを使って,もっと別のアイデアはないかな?と考えるともっともっといいアイデアが生まれるかもしれません。
子どもたちからの質問
富士通のアイデアはどこから出てきますか。
例えば,お客さんのアンケートから考えたり,日立とかNECなど他の会社が何をしているか調査をしたり,これまでみなさんがやってきたようにチームで話し合って,色々なことを考えてアイデアを考えたりしています。
富士通で一番売れた商品は何ですか。
最近は眼に見えるものを売っていないんですよね…。一番売れたのは何かをお伝えするのは難しいので,眼に見えないものは何かを考えてみましょう。例えば,今何を使って私たちは話していますか。
Zoomです。
Zoomは富士通が作っているわけではありませんが,似たようなオンラインでコミュニケーションを取るためのものとかを作るためには,裏で色々なものが繋がって会話できるようになっています。見えない仕組みが繋がって眼に見えるものになっていることを知ってほしいと思います。
授業最後の講師からのコメント
富士通は,富士通だけではなくていろんな会社と協力しながら仕事をすることが増えています。皆さん大人になったときに,どうやったらこの困りごとが解決できるかについて,一緒に考えられたら嬉しいなと思います。そのために,ぜひ勉強頑張ってください。今日はありがとうございました。
富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/