2月10日(金)兵庫県 加西市立賀茂小学校にて,株式会社ニチレイとインターネットで繋がる遠隔授業「お弁当づくりの困りごとを調べ,解決策を考えよう」を実施しました。

賀茂小の6年生はテーマ毎に4グループに分かれ「未来のお弁当」を考えてくれました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

アイデアのタイトル:福祉×お弁当 だれでも食べられるおかず

アイデアの説明 

高齢者やアレルギーを持っている人にも美味しいものを食べて欲しいと思ったので、すべての人が食べられるおかずを考えてみました。

「だれでもころっけ」は肉の代わりに大豆油不使用のツナを使い、衣はコーンスターチを使用します。解凍すると外側は柔らかく、中の具はとろみがついて食べやすくなります。

「だれでもはんばーぐ」も同じように大豆不使用のツナを使い、中にとろみがつくような液状の具を入れます。 どちらも、みんなが安全に食べられるように、なるべく添加物や危険なものを入れないように配慮しました。

アイデアがまとめられた発表資料

講師からのコメント

講師1

素晴らしい説明をありがとうございました。特に、まず断面図を見せたのが分かりやすい進め方で良かったです。

講師2

優しい気持ちを具体的に商品にしていたことに感動しました。

講師3

商品名もすごく良いですね。私たちも商品名はとても大切にしていて、思いが伝わるように苦労してつけています。

講師4

スライドがしっかりできていてびっくりしました。なぜこの二つのメニューを提案したのか教えてくれますか?すぐに決まりましたか?

児童

おかずの中でも人気があって、少し食べにくいものを選びました。すぐ決まりました。

講師4

弊社にはない、誰でも食べられるようなもので参考になりますね。

子ども達からの質問

児童

冷凍食品はどれくらいもちますか?

講師1

停電などで溶けてしまうと困りますが、冷凍してあれば1年から1年半くらいです。

児童

調べていたら「サスティナブルシーフード」というものがあると知りました。ニチレイでは使っていますか?

講師1

SDGsに配慮した食品ですね。残念ながらニチレイフーズでは使っていませんが、関連会社のニチレイフレッシュではサケの切り身などを取り入れています。もし、そんな商品があったら皆さん買いますか?買ってくれるようなら作っていけると思います。

そのほかの発表アイデア

災害×お弁当 食べる人のために
宇宙×お弁当 僕たち私たちが考える宇宙食
SDGs×お弁当 SDGsで海の豊かさを守ろう

授業最後の講師からのコメント

講師1

皆さん楽しかったですか?新しい商品やものを生み出すのは面白いですよね?私は子どもの頃、社会人になりたくないと思った時期もありましたが、世の中にはやりがいのある仕事はいっぱいあります。

よく「好きなことを仕事に!」と言いますが、皆さんには得意なことを仕事にして欲しいな、と思います。ぜひ得意なことを見つけて、それを仕事につなげてください。そして、ニチレイフーズに就職活動で来てくださいね。



ニチレイフーズ株式会社の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/nichirei-jissen/

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