6月24日(木) 高知県吾川郡いの町立神谷小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア1

アイデアのタイトル:ドライヤーの省エネ

  • アイデアの説明
    ドライヤーの使用時間を減らすために、乾かす前によく絞ったり、タオルでしっかり拭いたりするようにしました。使用時間はそれぞれ、3分から2分、5分から4分、3分から0分に減りました。家族にも試してもらいました。1分あたり13.3Wの節約になりました。
発表中の様子
アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師との対話

講師

ドライヤーの消費電力は大きいので、工夫すると節電につながりますね。皆さんの感想を聞かせてもらえますか?

児童

この授業で、ドライヤーの消費電力が大きいことを知りました。使い方を見直せて良かったです。

講師

そうですね。これをきっかけに、ほかの家電についても出来ることを見つけて、無理せず省エネを続けてください。

子ども達の発表アイデア2

アイデアのタイトル:エアコンの省エネ

  • アイデアの説明
    一番電力を使うと思ったので、エアコンの使用時間を減らそうと考えました。代わりに扇風機を使ってみましたが暑すぎました。それで、窓を開けて窓の近くに扇風機を置くようにしました。これで8000W省エネ出来ました。
発表中の様子
アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師との対話

講師

すごい成果が出ましたね。他にどんな工夫がありますか?

児童

無駄が出ないように、できるだけ小さい部屋でエアコンを使えばよいと思います。

講師

素晴らしいアイデアですね。これから暑くなる季節ですから、熱中症に気を付けて、無理のない範囲でうまく使っていけると良いですね。

子ども達からの質問

児童

一番電力を使うのは何ですか?

講師

日常的に使うものでいうと。1位が冷蔵庫、2位が照明、3位がTV、4位がエアコンとなっています。この四つで家庭内の消費電力の4割を占めています。

児童

普段、どんな省エネをしていますか?

講師

夏は窓を開けて扇風機、冬は厚着をするなどして、なるべくエアコンを使わないようにしています。使うときには外気温に合わせて、夏は28℃、冬は20℃に設定しています。また、待機電力を減らすためにスマホは充電するときだけコンセントに差すようにしています。

質問タイムの様子

富士通株式会社の講師からのメッセージ

今日は5・6年生が協力して発表してくれてありがとうございました。
皆さんはSDGsについて勉強していると聞きました。今回の取り組みは17の目標のうち7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」と13「気候変動に具体的な対策を」の二つに関係があります。電気を作るために火力発電をすると、二酸化炭素がたくさん出て地球温暖化につながってしまいますよね。ですから、少しでも発電量を減らしていくことが必要です。みなさんも家族と協力して無理のない範囲で取り組んでいってください。


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