10月22日(金) 沖縄県八重山郡竹富町立西表小中学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

5・6年生9名の子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

アイデアのタイトル:エアコンの省エネ

  • アイデアの説明

私たちは省エネをするためにエアコンの使い方を見直し、設定温度を下げすぎない、使う時間を減らす、扇風機を使う、クバ扇(地元のクバの葉で出来た扇)であおぐなどの工夫をしてみました。
やってみたところ、エアコンを使う時間は10時間も減ってとても省エネが出来ました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表中の様子

講師との対話

講師

エアコン以外のものを使ってみたのは良いアイデアだと思います。クバ扇、涼しそうですね。機種にもよりますがエアコンは1時間あたり21円かかると言われています。それに比べて扇風機なら0.6円、うちわであおげば0円です。とても節約になりますね。でも、エアコンを我慢しすぎて熱中症になっても困るのでうまく組み合わせて使うのはどうでしょう?エアコンの設定温度を1度上げると約1割つまり2.1円節約できますから、たとえば設定温度を1度上げて扇風機を同時に使うと1.5円お得になります。上手に工夫して続けられると良いですね。

子ども達からの質問

児童

テレビの音量で省エネはできますか?

講師

音量を小さくするほど消費電力も少なくなります。画面の大きさや明るさでも節電できるので工夫してみてくださいね。

児童

パソコン以外に何を作っていますか?

講師

みなさんが使うような個人向けのパソコンの他に、スパコンと呼ばれる大きなコンピュータも作っています。また、銀行や自治体のシステムなども作っています。

富士通株式会社の講師からのメッセージ

今日はありがとうございました。子どもの時に学んだことは、後になって役に立つことがたくさんあります。これからも、あきらめず、一つ一つ頑張る気持ちを大事にしてください。

省エネはたくさんの人が少しずつでも続けることが大切です。皆さんも無理なく続けられるアイデアを考えて実践してくださいね。


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