11月19日(水) 加古川市立志方西小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

5年生7名の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

省エネに取り組む家電:こたつ

  • アイデアの説明

こたつを寒いとき,休憩したいときに使います。しかし,こたつは電気使用量が大きいことが分かりました。そこで,こたつの電気使用量を減らすためには,どうしたらいいかと考えました。

私たちはこたつをなるべく使わないようにするために「服をたくさん着る」「暖かい飲み物を飲む」など外からも内からも暖かくするように心がけることが大事だと思いました。

省エネについて普段考えたことはなかったですが,考えてみるとできることはたくさんあるし,少しの工夫で省エネにつながると思いました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表中の様子

講師のコメント

講師

こたつは電気を熱に変えるものです。熱に変えるものは消費電力をたくさん使います。

いま,皆さんが言ったように,「少しの工夫でも省エネができる」と言ったように,少しの工夫でできることはたくさんあるんですね。とてもよい気づきだったと思います。

ぜひ,これからも省エネを意識しながら,たくさんの工夫に取り組んでみてください。

子ども達からの質問

児童

今から30年後の冷蔵庫はどうなっていますか?

講師

今の時点でも様々な便利な機能があって,すでに冷蔵庫がよくなっています。私の希望にもなりますが,「環境に優しい冷蔵庫」になってくれるといいなと思います。消費電力だけでなく素材も自然に戻るような冷蔵庫ができると環境にも優しくていいなぁと思いました。

児童

古いこたつと最新のこたつでは電気代がどのくらい違いますか?

講師

実は,電気を熱に変える仕組みは大きく変わっていないですが,長時間使用すると自動で切れる機能や温度を小さく調節できる機能など,機能面での省エネは変化しています。

児童

1年間通して一番電気消費量が多いのは何ですか?

講師

ドライヤー,電子レンジ,乾燥機など,こたつと同じで電気を熱に変えるものは電気消費量が多いと思います。あとは,季節ものですね。冬になると多くなる傾向はあると思います。

富士通株式会社の講師からのメッセージ

今日はすばらしい省エネアイデアの発表をしてくれてありがとうございました。

新型コロナの影響もあって,家で過ごす時間が増えたと思います。それに伴い,日本全体でも電気消費量も増えていると言われています。

今回皆さんが考えてもらって分かったと思いますが,工夫をすれば省エネできることはたくさんあります。

ただ,今回考えてもらった家電はほんの一部ですので,これからはもう少し目を広げてもらい,いろいろな家電に対し,工夫を見つけてほしいと思っています。

1人1人のちょっとした努力が最終的に持続可能な社会に向けて重要だと思っています。

ぜひ,これからも省エネに取り組んでもらえればうれしいです。


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