6月27日(月) 滋賀県甲賀市立甲南第三小学校にて、株式会社モスフードサービスとインターネットで繋がる遠隔授業「地元の食材を使っておいしい×◯◯なご当地バーガーを提案しよう」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

アイデアのタイトル:おいしい×地元の応援

アイデアの説明 

宮地区の名物のブルーベリーを使います。宮地区には,ブルーベリー農家がたくさんいます。ブルーベリーソーダは琵琶湖をイメージしています。また,滋賀県の名物の近江牛も使います。アピールポイントは,甲賀市の忍者をイメージした手裏剣をパンに焼き印しました。さらに,パンを器型にして食べやすいようにしました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師との対話

講師①

このハンバーガーは野菜,チーズ,近江牛が入っていて,商品のバランスがよくていいなと思いました。ちなみに,このハンバーガーにかけるソースは何を想定していますか?

児童

ソースは考えてなかった…(少し考えてみる)トマトソースかな・・・!

講師①

いいですね,トマトソースの酸味がハンバーガーにあっていて,良いと思いますね。

あと,手裏剣は誰のアイデアかな?

このアイデアはおもしろいですね。ただのバンズじゃなくて,手裏剣が入ることで親しみあるいいアイデアだと思います。

最後に,パンが器型の形になっているというアイデアですが,とても面白いと思いますが,どうやって思いついたのですか?

児童

もともと「ハンバーガー×食べやすさ」で考えていて,普段から,ハンバーガー食べるときにこぼれることがあったので,このようなアイデアが出てきました。

講師①

普段,食べている時に気が付いたアイデアを入れてくれたということですね。すごく良いアイデアだと思います。とてもいいバーガーだと思います。

子どもたちからの質問

児童

いまの4つの発表のうち,どのアイデアの実現性が一番高いですか?

店長

現実的なのは、宮ベリーソーダかもしれません。ただ,ブルーベリーの収穫がたくさん必要なので,皆さんのお手伝いが必要そうです!

講師①

ビワマスフライを使ったバーガーが良いアイデアだと思います。実は,前に新商品で出した真鯛バーガーがとても人気でした。「数量限定」で作ってみるのも面白いかなと思いました。

児童

新商品を開発する期間はどのくらいかかりますか?

講師②

開発する時間はすごくかかっていて,だいたい1年くらいかけて新商品を開発します。また,新商品を作るだけでなく,全国のお店で同じように届けるために,各店舗でトレーニングする必要があります。

店長

新商品が始まる2週間前に食材が届いて,試作して,試食して,お客さんに質問があっても答えられるように,2週間みっちり練習をして提供しています。

講師②

新商品は,食品の開発期間だけでなくて,お客さんに届ける店舗でのトレーニングも重要になります。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

店長

今日は,皆さんの発表を聞いて,地元愛がすごく強いと思いました。滋賀県にいて,滋賀県のことをまだまだ知らないことが多いなと思いました。いろいろと教えてくださってありがとうございました。

講師①

練習の時から見ていると,皆さんの気迫というか,パワーがすごいなと思いました。また,それぞれのグループのハンバーガーのアイデアはすごく斬新だなと思いました。大人でもなかなか考えつかないと思います。

ハンバーガーの新商品を考えるときに,現実的にできるかできないかも重要ですが,アイデアを出して「考えてみる」ということはとても大事なことだと思います。

講師③

みなさんの選んだ食材がどの地区でつくられただけでなく,誰が作っているかまで調べているところがとても良いと思いました。
滋賀県のものをもっと使いたいなと思いました。



株式会社モスフードサービスの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/mos/

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