7月6日(水)湯浅町立田村小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電:エアコン
- アイデアの説明
エアコンの位置と台数について考えました。エアコンは部屋の端よりも、真ん中にある方が早く冷えました。また、1日2時間で3300whのところが2つの部屋で別々に使うと倍の6600wh使ってしまうので、一台の方が電力使用量を減らせると思います。
講師のコメント
エアコンは消費電力が大きい家電なので、ここに目を付けたのは良いですね。また、設置場所について考えたのは新しい工夫だと思います。なぜ真ん中だと良く冷えるのかわかりますか?
全体に冷たい空気が広がりやすいからだと思います。
そうですね。端の方にあると壁沿いに冷気が流れてしまいます。それでは、部屋全体に冷気を回すには何を使うと良いかな?
扇風機だと思います。家でも使っています。
素晴らしいですね。これからもエアコンを上手に使ってくださいね。
子ども達からの質問
富士通の名前の由来を教えてください。
元々は、「富士電機」という会社から電話交換機を作る部門が分かれてできた「富士通信機」という名前の会社でした。「富士通」という名前はそこから来ています。今はコンピューターやシステム、そしてそれを応用したソリューションを作っています。
扇風機は1時間でどれくらい電力を使いますか?
製品にもよりますが、6畳用のものなら16wくらいです。テレビが80wだとしたら1/5程度の電力を使います。
授業最後の講師からのコメント
農業の分野でも、富士通の技術を活かした取り組みをしています。たとえば、鹿児島では、広いお茶畑を管理するために、ドローンを飛ばして情報を集め、人の代わりにAIが病気や生育状況をチェックするしくみを作っています。さまざまな技術を組み合わせることで、今にみかんのチェックも出来るようになるかもしれませんね。
富士通株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsu/