2月13日(月)串間市立大平小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
大平小の4・5年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電: こたつと電子レンジ
・こたつ
必要な時以外はつけない、自分一人の時はつけない、暖かいときは極力つけない
→使用時間が8時間から4時間に減り、約1800wを節電できた
暖かい昼間などはこたつをつけなくてもそんなに寒くないことが分かった
・電子レンジ
朝食はレンジを使うパンではなくご飯を食べるようにする、冷凍食品をあまり食べないようにする
→使用回数が3回から0回に減り、約200wを節電できた
電子レンジに頼らなくてもお母さんの手料理が一番だという事に気付いた
講師のコメント
なぜこの二つの家電を選びましたか?
こたつは一度入るとダラダラして時間がどんどんすぎるからです。電子レンジを選んだのは冷凍食品は体に悪いし、料理を覚えられないからです。
お料理をするのですか?
はい。お母さんが仕事の時はします。オムライスが得意です。
すごいね!評判は良いですか?
はい。
昼間に必要のない時にはこたつを使わないのは良いアイデアです。電子レンジについては、使用回数を減らすのは良いと思いますが、ご飯を炊くにも、保温するにも電気を使います。健康に良いかどうかも含めて総合的に考えてみる必要がありそうです。朝ごはんは家族みんなで同じものを一斉に食べるようにすると省エネにつながりますね。
子どもたちからの質問
個人的にはどんな省エネをしていますか?
私は家で仕事をしている時に暖房器具を使わないようにしています。寒かったら一枚多く着るなどしています。
仕事で苦労することは何ですか?
コンピューターの分野はどんどん発展しているので、新しいことに挑戦して取り入れていくことでしょうか。ただ、難しいことが有っても、完成すると達成感や充実感がそれ以上に有るのであまり苦にはなりません。
授業最後の講師のコメント
私自身、あきらめずにやったおかげで結果がついてくるという経験をしてきました。皆さんには得意な分野を生かして欲しいのはもちろんですが、苦手なところもあきらめずに勉強してくださいね。
今回、二つずつ家電を選んで節電を実行してくれましたが、ぜひ継続して取り組んでいってください。これから季節が変わって暑い夏にはどうするかなどを考えながら、続けていってほしいと思います。ひとりではちょっとの節電でも、皆でやれば積み重なっていきます。ただ、無駄を無くすのは大切ですが、やりすぎて体調を崩すことに注意してください。無理なく続けられると良いですね。
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