10月27日(金) 白石市立大鷹沢小学校 にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。 子ども達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
タイトル: 空き家をリフォーム!
地域課題は人手不足、空き家が多い、遊べるところが少ない、の三つです。空き家がたくさんあるので、そこを使って遊べるところやお店を増やします。ホワイトキューブ(文化センター)の壊れた箇所を直して人が集まれるところを作り、業務を自動化して浮いた人手を使ってイベントなどを復活させ、県外の人や若い人などが来るようにしたいです。
講師との対話
発表ありがとうございました。三つの問題を挙げてくれました。空き家をどのように活用したいですか?
空き家をリフォームしてカフェや本屋さんや遊べる場所、たとえば猫カフェを作りたいです。
なるほどいいですね。それでは空き家のデータベースを作るのはどうでしょう。これは「見える化」になりますよね?富士通では「公営住宅管理システム」というものを作っています。このようなテクノロジーを使うとうまくいくかもしれません。
それでは「自動化」はどうしますか?
レストランでは、受付を自動化したらお店の人は料理に専念できると思います。
そうですね。受付など、ある程度決められた業務は自動化しやすいですね。
子どもたちからの質問
いつも何時間働いていますか?
基本的に富士通では一日に約8時間働きますが、「働き方改革」ということで、生活リズムや仕事の内容によってそれぞれの都合の良い時間に働いています。例えば今日は1時間だけ働いて別の日は10時間とか、自分で調節しています。私自身は、今は少し忙しい時期なので9時間から10時間くらい働いていますが、普段は8時間程度です。
未来に何を残したいですか?
素敵な質問ですね。じゃあ逆質問です。みんなは何を残したいかな?
僕は大鷹沢小を残したいです。
伝統を残したいです。
なるほど、素晴らしいですね。私が残したいものは資源です。テクノロジーを使って使用量を管理して、皆さんが大きくなった時でもちゃんと使えるように残していきたいです。
授業最後の講師からのコメント
今日の授業は楽しかったですか?ためになりましたか?
皆さんが発表してくれたアイデアはどれも素晴らしいものでした。「自動化」「つながる化」「見える化」の三つのテクノロジーを使って考えを整理し、絵などを使ってわかりやすく発表してくれました。皆さんがどんなことを考えているのか、どんな風にしたいのかがよく伝わってくる発表でした。これからこれをブラッシュアップしてより良いものにしていただけたらと思います。今日はありがとうございました。
富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/