12月22日(金) 岐阜県揖斐川町立谷汲小学校にて、株式会社LIXILとインターネットで繋がる遠隔授業「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

トラブル
曲がり角の衝突

アイデアの説明 
私たちは「曲がり角の衝突」のトラブルについて考えました。このトラブルを選んだ理由は,曲がり角で相手が見えずに歩いていても,走っていてもぶつかってしまうことが多いからです。学校にカーブミラーもありますが,小さくあまり見ない人が多いです。(写真)なので,センサーと音をつけて知らせるようにしようと思いました。

講師からのコメント

講師1

みなさん発表上手ですね。学校の廊下の写真を見せてくれたので,学校の様子がよくわかりました。実際に写真を見てみると,カーブミラーが小さいことがわかります。それだけ小さいと確かに見ない人が多そうですよね。発表は相手に伝わることが一番重要なので,みなさんの困り感がよく伝わってきたので,とても良い発表でした。

講師2

どんな人が来ても,耳の不自由な人がいたりすると音が聞こえないですよね。カーブミラーを見ればいいけど,なかなか見なかったし,小さいですよね。光を出すことも一緒にやるといいのかなと思いました。発表の仕方がとても上手でした。

子どもたちからの質問

児童

キッチンやトイレで工夫していることは何ですか。

講師1

一番最近工夫しているのは,水を出す時にレバーでやるのではなく,センサーで水が流れるようにしていることです。感染症対策でもあるのですが,キッチンであれば石鹸がついた手でレバーを引くと石鹸が付いてしまうのですが,センサーにすることによって汚れずに洗うことができるような工夫をしています。

講師2

昔,トイレを流すと12Lの水が流れていました。しかし今は,4Lで綺麗に流せるようになっています。大切な水なので,できるだけ水を使わないようにする工夫がされています。

児童

リクシルが今後作りたいものってありますか。

講師1

難しい質問ですね。リクシルは壁からトイレ,キッチンまで,家に関するものは全部作っています。強いて作りたいものを挙げるなら,家の中のことを自動化できるといいなと思っています。高齢社会になってお年寄りでも手軽に操作できるようにしてあげることができればいいなと思っています。

講師2

リクシルは「豊かで快適な」を求めている会社です。日本は近づいていますが,タイやベトナムなどはまだまだ豊かで快適な暮らしとはいえません。ですので,日本以外の国の豊かで快適な暮らしを届けたいと思っています。

授業最後の講師からのコメント

講師1

発表もしっかりしていたし,ユニークなアイデアがたくさん出てきて,しっかりしているなと思いました。緊張した部分もあったと思いますが,今日に至るまでたくさん準備してきたんだと思います。これからも,グループで協力して発表したり,アイデアを出し合ったりする経験をすると思いますので,今日の経験をいかしてほしいと思います。

講師2

今日はありがとうございました。今日皆さんが発表してくれた様子を見て,谷汲小の仲の良さがよく伝わってきました。今日までアイデアを考えて発表した経験は,みなさんの財産として,大事にしてほしいと思います。みなさんのこれからの生活に活かしてください。


株式会社LIXILの授業 「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/lixil/

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