7月11日(金) 岐阜県関市立板取小学校にて、TOTO株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「あなたの地域に合わせたパブリックトイレを考えよう!」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

アイデアのタイトル:AIを使った最新型トイレ

アイデアの説明
 私たちが住む板取地域は高齢者が多く、働く人が少なくなってきています。また、観光客が来ますが、お店が少ないのでトイレ自体がとても少ないです。そのため、高齢者のための設備や、日本語以外の案内をしてくれるトイレが必要だと考え、「AIを使った最新型トイレ」のアイデアを考えました。
 トイレには、AIサポーターやボタン付き自動ドアが設置されています。AIサポーターに話しかけると、話した言語に合わせてトイレでの困りごとを解決してくれます。例えば、「水を流して」「ウォシュレットをやって」と話しかけるとその通りに動いてくれます。高齢者や障がいのある方にも優しくサポートをしてくれます。
 トイレ室内には自動掃除の機能も付いています。人がいないかセンサーで確認し、いないことが分かると床から水と石鹸が出てきます。床が少し斜めになっているため、掃除した水は溝に流れていきます。板取地域は働いている人が少ないので自動で掃除できるようにしました。また土地がたくさんあるので、この個室トイレをいくつか設置してみんなが使えるようになるといいなと思いました。


発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師1

幅広い年齢の人に対応していたり、障がいのある方にも対応していたりと、様々な身体の状況に合わせたアイデアが考えられていて良いなと思いました。また、AIを使った新しい未来のトイレの提案がとてもいいなと思いました。言葉で認識できるのはとても画期的ですね。TOTOもいつかこんなトイレが作れたらいいなと思いながら発表を聞いていました。

自動掃除で水や石鹸を使用してくれていますが、トイレの掃除には水を使わない(乾式)と、水を使う(湿式)があります。今の主流は乾式です。なぜかわかりますか?

児童

うーん…。わかりません。

講師1

難しいですよね。実は、水を使うことで雑菌が繁殖してしまうのでそれを防ぐために乾式が多くなっています。また、節水の面で乾式が増えてきています。また、水を使わなければ床を斜めにする必要がなくなりますよね。そうすれば、車いすの方や足が不自由な方が転倒するなどの事故を防ぐことができます。 住んでいる地域の困りごとなどの背景を踏まえて提案をしてくれていたのでとても素晴らしかったです。

子どもたちからの質問

児童

トイレはなぜ白色なんですか?

講師2

便の状態を確認するのに適しているためと言われています。昔は、男性用トイレは水色、女性用はピンク色などが多くありました。現代では、性別に対する色の決めつけはよくないとされているのでアイボリー系の白色が多くなっています。2014年からはTOTOでは4色のトイレを展開しています。

児童

トイレを1つ作るのにどれくらい時間がかかりますか?

講師2

8日間くらいかかります。燃料を混ぜ、形を作って乾かし検査をします。釉薬(色や光沢)を塗ったら、24時間くらい焼きます。その後また検査をしてやっと1つの便器が出来上がります。

質問タイムの様子


TOTOの授業の詳細は こちら をご覧ください。

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