10月19日(火)岐阜大学教育学部附属小中学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
講師が紹介する都会の様子に子どもたちも大喜びしていました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
アイデアのタイトル:ドライヤーの省エネ
- アイデアの説明
僕たちが考えたドライヤーの節約アイデアは「できるだけ頭の近くでやる」「電源のオン,オフを減らす」「ドライヤー前になるべくタオルで拭いてから乾かす」です。実際に試してみた結果としては,90秒の間に5回オン・オフを繰り返すと,何もしていない時に比べて0.8円も高くなることがわかりました。ドライヤーをやるときは,1回1回切ったりしないことや,途中で何かすることをひかえた方がいいと考えました。
また,新しい商品を考えました。従来との違いはタイマーが付いている点です。タイマーによって,残り時間が見えたりすることで,ドライヤー中のオン・オフがなくなり,最後までやりきろうと思うことができると思い,このように考えました。
講師との対話
この実験方法はみんなで考えたのかな?
この方法が一般的かと思ってやりました。
実験結果を数値化するのは誰がみてもわかりやすいので,とてもよい方法だと思いました。
➔最後のホワイトボードで「こういう商品があったらいいな」というところまで考えてくれたのはすごくいいなと思いました!初めての経験だったのでとても驚きました!電源のオン・オフでドライヤーの消費電力は大きく削減できます。そういったところを意識している点がいいと思いました!
豆知識等いろいろなことを教えてくれてありがとうございました!
子ども達からの質問
省エネや環境の取り組みをなぜ富士通さんは,はじめようと思ったのですか?
人類が取り組まなければ行けない課題があります。CO2を減らすという国の方針の中で,企業としてもその方針にしたがっていくのが大前提です。富士通としては,お客さんに商品を提供したときの消費電力削減を目指しています。実際に37%も削減することができました。富士通も社会的な責任をもつ企業です。そういったところで積極的に取り組んでいます。
ペットがいる家での工夫はなんですか?人間なら気温を我慢できるけど,犬等は難しいので,なかなかエアコンを消すことができないと思います。なので,ペットがいるときの工夫を教えてほしいです。
私としての意見ですが,やはり生き物の種類によって適切な温度が違うと思います。まずは,適切に動物の種類に応じて温度を変えることが大事だと思います。カーテンを使ったりした工夫をすればよいと思います。
富士通株式会社の講師からのメッセージ
今回皆さんは身近なテーマで省エネに取り組んでくれました。多くの班が実験データを数値化してくれたことがすごくいいなと思いました。今回取り組んだことを違う角度でみることで新たな発見があると思います。省エネはめんどくさいと思うかも知れませんが,一人ひとりの行動が地球の未来を変えることになると思います。今回考えたことを機に,これからも地球環境のことを考えていってほしいと思います。今日はありがとうございました。
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