12月2日(木) 静岡県袋井市立笠原小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

省エネに取り組む家電:電子レンジの省エネ

  • アイデアの説明

自然解凍をしてからレンジにかけるようにしたら、使用時間が1分減りました。一度に食べきれる量だけを温めるようにすると無駄がなくなります。電子レンジの中を掃除してきれいにします。食品を皿の外側において温めます。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表中の様子

講師のコメント

講師

自然解凍を利用するのは良いですね。食べきれる分だけ温めるというのも、省エネだけでなく食品ロスを無くすためにも素晴らしい考えだと思います。私も気を付けます。庫内が汚れたままだと、その汚れまで温めようとして無駄なエネルギーを使ってしまうので、こまめに掃除をするのも重要です。また、庫内のどこに置くと効率よく温まるかは機種によっても異なります。お皿が回るタイプのものは外側に置くと良く、お皿がないレンジの場合は中央に置くと省エネになるそうです。家でいろいろ試してみて下さいね。

子ども達からの質問

児童

どんなことにやりがいを感じますか?

講師

自分の関わった仕事がニュースや新聞に取り上げられたりすると嬉しかったですね。今年の夏にはオリンピック関係で、200か国の方たちと一緒に仕事をしました。これからも、ありがとうと言われるような人の役に立つ仕事をしていきたいと思います。

児童

海外にも行ったことがありますか?

講師

あります。「スーパーコンピューター富岳」の仕事を担当していた時に、お客様に説明するためにアメリカに出張しました。英語を一生懸命勉強したのを覚えています。世界中に会社があり、社員も全部で13万人ほどいるので、海外で仕事をする機会もありますよ。

質問タイムの様子

富士通株式会社の講師からのメッセージ

今日はお疲れ様でした。皆さん、いろいろな省エネの工夫をしっかり考えてくれていてすごいと思いました。これから寒くなってきますね。暖房器具はたくさんの電力を使うので、工夫をして省エネすることが大切です。これからも友達や先生、家族と一緒に相談して新しいアイデアに取り組んでいってください。


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