12月20日(火)本郷小学校にて、TOTO株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「あなたの地域に合わせたパブリックトイレを考えよう!」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

アイデアのタイトル: 障がい者でも使いやすいトイレ

アイデアの説明
特別支援に通う人たちの困りごとをイメージして4つの機能を考えました。
1つ目に,目が不自由な人はトイレの場所がわからないと思うのでセンサーをつけて,音で知らせます。この工夫にした理由は,トイレに行くだけでたくさんの時間がかかると思ったからです。
2つ目は,足が壁などにぶつからないようにトイレの幅・通路を広くすることです。
3つ目は,センサーを使って近くに人がきたら自動で開き閉めできることです。
4つ目は,床を平らにすることです,目の見えない人だと転んでしまうかもしれないためです。
これで発表を終わります。

発表用ワークシート
発表用ワークシート

講師からのコメント

講師

特別支援学校の方を具体的にイメージしたよい発表だと思います。
そういう学校に行ったことがありますか?

児童

はい。

講師

では,リアルにそういった体験からのアイデアだったんですね。センサーということですが,実は,すでに色々なセンサーが開発されています。
せっかくなので,少し紹介しますね。

講師

ただし,センサーにはメリットとデメリットがあります。デメリットは感度が良すぎると使っているときに開け閉めが作動してしまい,困ることがあります。このあたりの調節が技術的にも難しいんですね。

そこで,今は,目に見えない方には足で操作する方が簡単にできることもあるので,足の感覚で開け閉めを行ったりしています。

それでも身体が不自由な方向けに考えられた良い発表でした。
ありがとうございました。



TOTOの授業の詳細は こちら をご覧ください。

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