7月5日(水)佐渡市立河崎小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
5年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電: ドライヤー
「エコペイ」を使って省エネに取り組みました。5分以内にドライヤーを使い終わるとシールが一枚貰え、3枚たまると景品と交換できる仕組みです。
髪の毛をしっかり拭いてから乾かしたり、扇風機で少し乾かしてからドライヤーを使ったり工夫しました。 お父さんやお姉さんも使用時間が減りました。
講師との対話
発表用のポスターがわかりやすく、声も大きくて良かったです。自分で取り組むだけでなく、家族も一緒にやってもらっているのが素晴らしいです。先生も参加してくださったんですね。一人きりでは少しの節約でもみんなで協力すると大きな節電効果につながります。
皆さんはなぜドライヤーを選びましたか?
使うワット数が大きいからです。
エアコンも消費電力が大きいけれど、ドライヤーは一人ずつ使うところが違っていますね。家族がバラバラに使うのでなく、入浴時間を調整して次々に連続してドライヤーを使うようにするとエコにつながると思います。 また、「エコペイ」はとても良い考え方ですね。ただ我慢するのではなく、このように楽しみながらできると周りも取り組みやすいし、長続きすると思います。
子どもたちからの質問
富士通の規模はどれくらいですか?
ものすごく大きい会社です。世界で300社12万人が働いています。皆さんの住んでいる佐渡の人口が6万人弱なのでその二倍くらいです。
家ではどんな節電をしていますか?
電気の消費量を抑えるために、毎日掃除機を使うのではなく、掃除機をかける日と拭き掃除の日を決めています。掃除機ではとれない汚れもあるのできれいになりますよ。
授業最後の講師のコメント
今日はありがとうございました。グラフなどで節電効果を分かりやすく表現したり、とてもよく考えて発表してくれました。大事なのは「続けられる」ことです。「この金土日だけ頑張った」では省エネ効果はあまりないので、今回やってみてこの生活を続けるのは厳しいなと感じた人は、例えば「週一回はやってみようかな」など、工夫して続けていってもらえたらよいと思います。
富士通株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsu/