12月13日(水) 福井県越前市南中山小学校にて、キッコーマン株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業『しょうゆ塾 「自分たちの郷土料理を考えよう」』を実施しました。
キッコーマンのしょうゆ博士からしょうゆの作り方や郷土料理について学び、自分たちの考えた新しい郷土料理を企業の講師に向けて発表しました。子供たちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
郷土料理名
ジャガバタチーズご飯
工夫したこと
チーズをのせてイタリアン風にしました。ジャガイモだけだとパサパサするので,バターを入れました。
料理の説明
奈良時代に,南中山地区で採れたお米が平城京に住む長屋王に届けられていました。昔から有名だったお米を使ってジャガバタチーズご飯を考えました。
講師のコメント
発表ありがとうございました。今回使う予定のお米は赤米ですか?
はい。
やっぱりそうなのですね。みんなが育てている赤米が入っていていいと思います。ちなみに皆さんは,屋台で売られているじゃがバターってわかりますか?
はい,わかります。
そこで売られている値段は400-500円くらいですよね。みんなが考えたジャガバタチーズご飯は売るとしたらいくらの予定ですか?
500円くらい?
ご飯も入っているし,もっと高く売れるんじゃないかな。ご飯ってどこに入っているんだっけ?
ご飯はご飯だけにする予定です。
ジャガイモはよく茹でて調理するのですが,茹でるよりも電子レンジでチンしたほうが栄養を取れるみたいですよ。チーズをのせておしゃれにしているのはとても素晴らしいと思いました。発表ありがとうございました。
子どもたちからの質問・感想
キッコーマンで働くことのやりがいは何ですか。
元アスリートなのですが,食はとても重要だと思っています。キッコーマンに就職して,その「食べる」ことの大切さを小学生や中学生に伝えることがやりがいにつながっています。
どうして醤油を作ったのですか。
野田市の近くに,原材料である,大豆,小麦,食塩が手に入ったからです。ちなみに,当時は船しかなかったので,船で江戸まで運んでいました。ですので理由は何かと言われたら,原材料が手に入りやすかったからです。
講師からのメッセージ
皆さん,今日は発表ありがとうございました。
どの郷土料理も,ポイントが抑えられていて,そして何よりもとっても美味しそうだなと思いました。皆さんに提案してもらったレシピを家でも作ってみようと思います。
食事を美味しくするためには,笑顔で食事をすること,お手伝いが重要です。あと,しっかりと挨拶することも食事を美味しくするのに繋がります。醤油に負けないぐらいのパワーで,これからも食事を美味しくしてほしいと思います。
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