1月26日(金)静岡県藤枝市立瀬戸谷中学校 にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。
生徒達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

タイトル
子育て世代・シニア世代の方々が町に行かずに施設を利用できるように

アイデアの説明
課題を探るために、地域の方に困っていることを質問しました。すると高齢者が老人ホームに行くことが大変であること、子どもを預ける場所が不足していて子育て中の方が自分の時間が持てず仕事を持つことも出来ないということが分かりました。
これを解決するために地域内に老人ホームと保育園を兼ねた施設を作り、「自動化」と「見える化」を行います。時間ごとの健康チェックや食事の運搬等を自動化し、保護者や家族が健康チェックの結果を確認できるように見える化します。これにより、町に出ることなく老人ホームや保育園を利用できるので地域活性化につながると思います。

発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師

発表ありがとうございました。とても良い施設です。老人ホームと保育園が一つになるとお年寄りと子どもたちも触れ合うことができますね。
高齢者と子どもをターゲットにしたのはどうしてですか?

生徒

この地区には高齢者が多いのに施設が無く、保育園はあるけれど0歳児が入りきれないため町まで行って預けなければならないからです。

講師

なるほど、瀬戸谷地区内で完結すると便利になりますね。
健康チェックの自動化について事例を紹介すると、富士通では微弱なマイクロ波を使って呼吸や心拍などがわかる非接触バイタルセンサーというものを作っています。

子どもたちからの質問

生徒

課題解決で気を付けていることは何ですか?

講師

良い質問です。最近、気を付けなければいけないと思っていることが有ります。AIが進歩したことで、その技術がフェイクニュースを作るのに利用されてしまうといったことが起きています。悪用されないようにするにはどうするか、ということも考えながら開発を進めています。

生徒

一番大変な課題は何ですか?

講師

富士通の歴史の中で一番大変だったのは、初めてコンピュータを作った時だと聞いています。NHKの番組で取り上げられたれたこともあったそうです。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

今日はありがとうございました。発表してみてどうでしたか?緊張しましたか?私も皆さんくらいの頃は人前で何も言えませんでした。これから経験を積んでいけば、きっとしゃべれるようになりますので頑張ってください。 瀬戸谷名物のシイタケコロッケをぜひ食べてみたいです。皆さんも機会が有ったらぜひ富士通に来てください。皆さんと一緒に未来を作っていければと思っています。


富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/

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