12月14日(木) 岡山県和気町立佐伯小学校にて、株式会社LIXILとインターネットで繋がる遠隔授業「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

トラブル
ろうかの角でぶつかる

アイデアの説明 
階段から廊下に出る角で、人が見えなくてぶつかることがあります。そこで廊下にミラーを付けてどちらからも人が見えるようにしました。ミラーはわかりやすくするために赤く、大きさも60センチ前後にします。

講師からのコメント

講師1

出会いがしらにぶつかるのはよくある事故です。道路にもミラーが設置されているところが有りますが、それの応用ですね。また、赤くしたり大きさを指定したりと目立つような工夫も考えてくれました。良いところに目を付けていると思います。 それでは、たとえば目が不自由な人いたらどうしたらいいと思いますか?街の交差点ではどうなっているかな?

児童

音がします。点字ブロックもあります。

講師1

そうですね。学校でずっと音が出ていたらうるさいので、センサーを付けて人が来ると音が鳴ると良いかもしれません。その他には右側通行のルールを作るなど、いくつかの工夫を組み合わせることで、どんな人に対しても機能するものになってもっと良くなると思います。

講師2

今回取り組んだことを、アイデアを次々に考えるきっかけにして欲しいです。いつどんな時に事故が起こるのか、データをとってさらに工夫を続けられたら良いですね。

授業最後の講師からのコメント

講師1

みなさんの作ったワークシートが手元にありますが、どれもしっかりした字でわかりやすく書かれていて、仲良く協力して取り組んでいる様子がわかりました。アイデアもポイントが押さえられていて良い感性を持っているなと感じました。ぜひ大人になったら開発などの仕事に携わってくれたらうれしいです。

講師2

みなさんの発表はどれもいろいろな発想で自由に考えていて、楽しく取り組んでくれたことがわかりました。誰かを守りたいという気持ちがよく伝わってきましたし、観察する力、みんなで話し合って考える力もあって、すべての班がとても良い発表でした。


株式会社LIXILの授業 「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/lixil/

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